視力 遺伝

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老眼は、遺伝的要因が大きい?

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老眼の原因は、水晶体の弾力が年とともに失われることによるものだという説明をしましたが、本当にそれだけが原因ならば、確かに遺伝的要因が大きな割合を占めるでしょう。水晶体それ自体の強度は、生まれたときにある程度決まっているからです。もちろん、その後の生活によって多少は変化するかもしれませんが・・・。

しかし、老眼の原因は水晶体だけにあるわけではありません。
そもそも、水晶体はレンズであって筋肉ではないので、弾力のあるないに関わらず、ひとりでに厚くなったり薄くなったりすることはできません。
では何が水晶体の厚みを変えているのか?

それはもちろん、筋肉です。具体的には毛様体、Zinn小帯という筋肉がそれぞれ収縮することによって、水晶体の厚みを変えているのです。
ということは、水晶体の弾力が下がっても、この筋肉を鍛えれば老眼は解消することができます。

最近では、若い人たちにも老眼と同じような症状が出ることが増えているようですが、これはひとえに現代人の生活が目の筋肉を使わない生活であることが原因です。
毛様体やZinn小帯などの筋肉をほとんど使わないためどんどん衰え、水晶体の厚み調節ができなくなっているのです。

こうなると、遺伝的要因というよりはむしろ、老眼こそ環境や生活習慣といった後天的な要因が大きく影響するということになるのでしょう。

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